ブラックジャックはディーラー特有のルールがある

オンラインカジノで遊んだ経験の浅い初心者やまだ遊んだことのない人ほど、凄腕ディーラーがいるなどディーラーに強弱があるという誤解をしているケースがありますが、ディーラーはルールに従って行動しているだけで強い弱いという概念はなく、誰がやっても特に差はありません。

ただ、ブラックジャックにはディーラー特有のルールが存在しているので、そのルールを理解しておいた方がプレイヤーにとってより有利になる戦略をたてやすくなると考えられます。

では、そのディーラー特有のルールとは何なのかというと、ディーラーは手札の合計が17以上になるまでカードを引き続けなければいけないということと、手札のカードが17以上になったらカードを引かないということです。

ディーラーは基本的にこの2つのルールに縛られているため、プレイヤーのようにカードを引くか引かないかを自由に選択することはできません。

このことから、ディーラーの最終的なカードの合計は17から21までの数か、バーストである22以上のいずれかになるということになります。

さらにもう1つ、ディーラーにとって不利になるルールがあります。

それは、ディーラーは配られた2枚のカードのうちの1枚をプレイヤー全員に見えるようにさらさなければいけないアップカードというものがあることです。

これだけディーラーを縛るルールが揃っていれば、なんとなく初心者でも勝てそうな気がしてくるのではないでしょうか?

以上のことから、ブラックジャックは基本的にプレイヤー側が有利であるといえるのですが、もちろんディーラーに有利なルールもあります。

それは、ディーラーとプレイヤーの両方がバーストした時はディーラーの勝ちとなることです。

ついつい流しそうになるルールですが、意外と注意が必要でもあります。

例えば、ディーラーが24など22以上の数でバーストしていたとしても、プレイヤーが22であればプレイヤーもバーストしているのでディーラーの勝ちとなります。

また、プレイヤーとディーラーの両方とも手札の合計が22であれば、この場合もディーラーの勝ちとなります。

ただし、プレイヤーとディーラーの両方が21であるブラックジャックになるか、21以下の範囲で同点になった場合は引き分けになります。

つまり、ディーラーがバーストの状態であったとしてもプレイヤー自身の手札が22以上になった時点で、プレイヤーの負けが確定するということです。

このことを考慮して、プレイヤーの手札が21に近かろうが遠かろうが、ディーラーの手札によっては勝つことができるということと、むしろ21に近づけることを意識しすぎて、本当は勝てたのに負けてしまうことがあるということも覚えておいた方がいいと思います。



コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。